精進料理体験♪と霊供膳
昨日、宿坊にお泊りいただいたお客さまとご一緒に精進料理体験を行いました。
わたし坊守は、精進料理の講師でもなく、調理師の免許も持っておりません。
ですが、日々のお寺のお仕事の中で霊供膳を作ってお供えしておりますので、精進料理はよく作ります。
また、マクロビオティックマイスターを取得したことで、少しは知識が増えたかな、と思っております。
なので、安楽寺での精進料理は『教室』ではなく、『体験』。
一緒においしい精進料理を作りましょう♪という姿勢で行なっております。
おしゃべりしながら、のんびり作ります。
手際よく、ちゃちゃっと作ってくださいました。
いつもの通り、坊守の方がわちゃわちゃしておりました(;^ω^)
今日のメニューは
[主食]
玄米ご飯
[副食]
トマトのゆず酵素マリネ
アボカドしんじょの豆乳椀
とうもろこしとオクラのおろし和え
豚汁もどき
[デザート]
甘酒りんごアイス
琥珀糖
フランボワーズスノーボールクッキー
でした。
野菜は全て、あわら産です。夏野菜が美味しくて、あわらは本当に良いところだなと思います(^-^)
先日、おうちで霊供膳を作っていらっしゃる方から、ご質問いただいたのですが、霊供膳にはいくつかルールがあります。
もちろん、地方によっても変わると思うのですが、
米飯
汁物(味噌汁・お吸い物)
煮物
和え物
お漬物
大体、このような献立になると思います。
そして、五葷(らっきょう、ニラ、ねぎ、玉ねぎ、ニンニク)、動物性食材を使わないこと。
ルールはこれだけです。
ですので、だしは昆布や干し椎茸の戻し汁がご家庭では作りやすいと思います。他にも大豆だしや胡麻だしなどもありますね。
また、旬の食材を使う、味付けにバリエーションを持たせる(甘い・しょっぱい・酸っぱい)、醤油・味噌・塩で味付けが被らないようにする、などは、普段のお食事を作る中でも、自然と意識していらっしゃると思います。
マクロビオティックな視点では、地元の食材を使う、皮や根っこなど、食べられるものは全て食べる、ということも、取り入れやすいアイデアかと思いますよ。
ご興味がおありの方は、是非、一緒にお料理作りをしてみましょう♪
今回ご参加いただいたお客さまに、精進料理の漫画を教えていただいたので、近々漫画喫茶に行きたいと思います(笑)。
また是非遊びに来てくださいね。
本日も、ご参加いただきありがとうございました(#^.^#)
written by 坊守