安楽寺墓地に金津奉行、平本藤七郎充翁、良郷翁墓碑の看板が設置されました。

江戸時代にここ北潟の村人を救った奉行さま。

故人を忍び、かつての村人が建てた墓碑ですが、時代は流れ、住職が安楽寺に赴任したときには、とてもさみしいお姿になっておられました。

この度、安楽寺墓地の整備とともに、墓碑基礎を修繕し、看板を設置しました。

これで、後世にも、その偉業をお伝えすることができると思います。

普段の生活では忘れがちですが、いまのわたしが、今、ここにあるということは、ご先祖さまがあってのこと。

また、自分の力だけで生きているような気になってしまうことも多いですが、過去にも、今現在にも、たくさんの方のお力添えや励ましがあって、わたしという存在があること。

そういったことを忘れないためにも、この看板を設置してよかったなぁと思います。

みなさんも、看板、見に来てくださいね。

written by 坊守