やっと、ぎんなんを採取できた坊守。

今度は、このぎんなんを使って、何かを作りたい・・・。


そうだ！オリジナルお守りを作ろう！


樹齢300年以上のこの大銀杏。

健康長寿にご利益ありそうだし♪


さて。

ここからじゃ。

ぎんなんの殻を割り、中の種を取り出すのじゃが、これがなかなか。

ペンチを使うのじゃが、力加減が絶妙でないと、殻も種も両方うまく取り出すことができんのじゃ。

現に、住職は、ぎんなん爆弾を爆発させて、坊守の怒りを買っておったわ、こわいこわい。

種を取り出した殻は、やすりやカッターを使って、割れた切り口を滑らかにするのじゃ。


そうしたら、次の工程じゃ。

殻の内側に、お地蔵さまを入れたらかわいいんじゃないかしら？

そう思いついた坊守。


軽量ねんどを丸め、ふたつずつくっつけていったのじゃ。

それが、これじゃぞ。

誰じゃ！雪だるまって言ったのは！
前に出るんじゃ！
歯ぁ～、食いしばれ～！！！(# ﾟДﾟ)


というのは、冗談じゃ。

そうじゃの、この時点ではほぼ雪だるま。

雪だるま度120％じゃ。


まだまだ、道のりは遠いのぉ。

～つづく～

written by 坊守